標準報酬

留意事項

健康保険では、保険料の計算や保険給付額の計算をする際の基礎として、被保険者の労働の対償として事業主から受ける報酬（月給）をいくつかの等級に区分した仮の報酬を定めています。この仮の報酬を標準報酬といいます。

報酬とは、賃金、給料、手当、賞与（年４回以上支給される場合）などの名称を問わず被保険者が労働の対償として事業主から受けるすべてのものをいいます。また金銭（通貨）に限らず現物で支給される食事、住宅、通勤手当なども含みますが、臨時に受ける慶弔金や年３回まで支給される賞与などは該当しません。

ただし、年３回まで支給される賞与については、「賞与の支給があったとき」の標準賞与額の対象となります。

標準報酬月額は、仮の報酬である標準報酬を基に、下限58,000円から上限1,390,000円までの50等級に区分されています。

各被保険者の報酬が何等級の標準報酬月額にあてはまるかは、次の３つの時期に決めることになっています。

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